排熱利用は、世界で二酸化炭素の排出を抑制する上での重要なテーマになりつつあります。発電をさせるのにも廃熱が発生していますし、重工業や機械などを製造する過程でも熱は出ます。インターネットなどのデータをやり取りするデータセンターなどでは、膨大な熱でハード機器に損傷が起こらないよう冷却にも電力を使っている始末です。このような熱を有効利用するために検討されているのが、オフィスや駅構内などを温める環境が他のスマートシティ構想です。

経済活動で使われる廃熱を、オフィスの暖房や熱回収によって再エネルギーへの転換を行うような仕組みを模索しています。住宅における廃熱の利用も検討が始まっていて、床暖房などに活用されている地域もあります。まだ地熱発電や温泉施設における地域性のあるものではありますが、今後の可能性は広がっていくことでしょう。熱というのはエネルギーなので、高い温度と低い温度がぶつかることで対流が起こります。

この差を排熱利用として電力発電で用いるタービンの原理を利用し、電力等にエネルギーとして再度回収する取り組みも検討が始まっているのです。最近のニュースではロンドンの地下鉄で排出されている熱源を用いて、空調として排熱利用するという取り組みが行われています。暖房がガス熱源で暖めるのではなく、地下鉄の電車が動くエネルギーの熱を各駅に循環させることで用いられているエネルギーを最大限有効活用とする取り組みになります。

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